オーラルデント

子どもの自転車保険とTSマーク

自転車の安全を推進する制度として自転車安全整備制度があります。この制度で自転車に貼り付けられるシールがTSマークです。
TSマークは自転車安全整備士が点検、整備をして安全だと認めた自転車にのみ貼りつけられます。このTSシールを貼り付ければ自動的に自転車保険に加入したことになり、万が一の時には補償を受けることができます。
TSマークには青色マークと赤色マークの2種類があり、補償の内容が異なります。
TSマークは自転車安全整備を行っている自転車店で普通自転車を購入した時、あるいは整備を受けた時に貼りつけてもらえます。整備の料金は店によって異なりますが、だいたい1000円から2000円程度です。TSマーク付帯保険は自転車に付帯する保険ですから、自転車の持ち主だけではなく、その自転車に乗った家族や友人も保険の対象となります。
子どものための自転車保険としては、民間保険会社の自転車保険と比べると補償額が低いため、これだけで十分とは言い切れませんが、自転車の安全管理と同時に、万が一の事態に備えることができるという意味では効率的な制度でしょう。
このTSマークの有効期限は整備した日から一年です。自動車の車検のように定期的に安全整備をして、継続して自転車保険に加入すること理想的でしょう。
近年は子どもの自転車保険に関心が高まっていますが、個人で保険会社と契約するのに比べてTSマークは手続きが簡単です。TSマーク付帯保険に加入するために子どもの自転車の整備を受ける親は増えているそうです。